Daniel Lorch
Daniel Lorch (ダニエル・ロァヒ 1980年 バーデン・バーデン出身)は、コンスタンツ技術経済造形大学(HTWG Konstanz)のコミュニケーションデザイン学科でMichele Baviera(ミシェル・バヴィエラ)教授に師事しました。2006年、大学卒業前にパリのIntegral Ruedi Baur et associés で働いた後、同年にベルリンに移住し、独学でプロダクトデザインを始めました。Daniel Lorch Industrial Design(ダニエル・ローッホ・インダストリアル・デザイン)を2010 年に起業して以来、家具や照明器具、インダストリアル・デザイン、展示デザインなどを、世界各国の企業から受注しています。
事業の中核にあるのは人とデザインの関係の探求です。社会とテクノロジーは、常に変革にさらされています。それまで当然とみなされていたモノ、あるいはモノのタイプと人間の関係性も解消します。時代の変革に応じるモノのカテゴリーをデザインすることで、新しく能動的な関係性を構築する、そしてみずからの活動能力を飛躍させ、新しい時代に備える。こういった取組みこそDLID が追求する課題です。
ダニエル・ローッホは、製品ブランド L&Z の共同ファウンダーであり、デザインディレクターでもあります。そのデザインはWallpaper、Phaidon、Fast Company、Form, Architectural Digest、Domus、Gestalten Verlagといった各社から発表され、コルトレイク国際インテリアビエンナーレ、韓国・清州国際工芸ビエンナーレ、ザクセン州産業博物館などで展示されています。これまでにドイツ・デザイン賞、iFコンセプトアワード、 デザイン・プラス賞、デザイン・レポート賞などの受賞歴があります。